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ニュージーランドの高校リスト

人口約427万人の小国、ニュージーランド。四方を海に囲まれた火山帯に位置するこの島国は、治安も良く気候も穏やかなところが日本と良く似ており、日本人にとって生活しやすい環境を備えている。街を少し離れれば見られる「人より羊の方が多い」といわれるほどの長閑な風景は、都会の人間を時に「退屈」と感じさせることもあるが、このような風土で暮らす現地の人々は誠実で親しみやすく、初めての海外生活でも素早く周辺環境へ順応することが可能。生活物価は日本よりも安く、英語圏主要6カ国の中では最低であり、留学先としてはメリットの多い穴場的存在。

初等教育は5歳から始まり、9年生から中等教育(Secondary)、11年生(日本の高１に相当)で義務教育が終わる。中高校の殆どは公立の学校で、ごく少数ある私立の学校はキリスト教系。生徒は11～13年次にかけて、NCEAという全国共通学力試験を受け、大学出願に備える。13年次は大学準備のための学年でもあり、12年次修了時点で専門学校へ進学したり就職する生徒も。

4学期制を採用する。毎年細かい日程は変わるが、

1学期：2月初旬～4月初旬
2学期：4月下旬～7月上旬
3学期：7月下旬～9月下旬
4学期：10月中旬～12月中旬

このようなスケジュールで進む。学期間にはそれぞれ春・夏・秋・冬休みがある。学期が始まる前に、生徒は自分でその学期に受講するクラスを5～6科目登録する。留学生用の英語クラス(ESOL)に加えて、数学や理科といった必須科目、そして英語力のあまり問われない美術や音楽等のクラスを組み合わせるのが一般的。

　費用の目安（滞在費含）

　必要書類

公立高校

200万～230万円（年間）

　英文の成績証明書、推薦状、財政能力証明書等

※	進学校ではIELTS等の英語試験結果の提出を求められる場合もある

私立高校

250万～350万円（年間）

語学学校
（高校準備）

100万～200万円（半年）

【注意】

費用は、授業料・滞在費（10ヶ月）込みになります。
入学登録金・現地サポート・航空券・保険料・国内諸経費は含まれておりません。
※費用等は、為替レートにより変動いたします。詳しい見積り等は、お問い合わせ下さい。

Rangitoto College

ランギトト高校

学校形態	公立、共学
環　境	都市近郊
規　模	大規模
滞　在	ホームステイ

1956年創立。公立高校で、ニュージーランドで最も学生数が多く、在校生の学力も高い学校。留学生の受入れも積極的に行なうが、学生数がかなり多いため、留学生にはある程度の英語力と自主性、積極性が求められる。

Birkenhead College

バーケンヘッド高校

学校形態	公立、共学
環　境	都市近郊
規　模	大規模
滞　在	ホームステイ

バーケンヘッド高校はオークランドの中心地から北へ約15分ほどのノースショア地域に位置する、1973年創立の高校。15年以上の留学生受け入れ実績を持ち、現在では10カ国を超える国から60名ほどが学んでいる。

Mt Albert Grammar School

マウント・アルバート高校

学校形態	公立、共学
環　境	都市近郊
規　模	大規模
滞　在	ホームステイ

1922年に創立された歴史のある学校。オークランドの中心部から車で20分程西へ行ったエリアに位置するこの学校、元々は男子校だったが、2000年から女子学生の受け入れを開始した。